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夏のおでかけはリニューアルした浜松科学館『みらいーら』へ
画像説明
浜松科学館『みらいーら』館内(2F)
浜松駅から近い浜松科学館が『みらいーら』として7月6日(土)にリニューアルオープンします。内覧会で館内をひと足先に拝見・体験し、首都圏からのおでかけデートでの活用方を探りました。
1. 大人も夢中になれる『サイエンス・ベースキャンプ』
※掲載内容は2019年7月1日現在のものです
1. 大人も夢中になれる『サイエンス・ベースキャンプ』
浜松駅から徒歩約7分に位置する、浜松科学館が2019年7月6日(土)『浜松科学館「みらいーら」』としてリニューアルオープンします。7月1日に開催されたリニューアル記念式典と内覧会に参加しました。
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式辞を述べる鈴木康友市長
リニューアル式典には、浜松市長の鈴木康友氏をはじめ、県副知事、市議会議長など多くの来賓が出席。名誉館長を務める名古屋大学教授の天野浩氏からはビデオメッセージが届きました。
『みらいーら』のコンセプトは『サイエンス・ベースキャンプ~自ら考え、対話し、行動する【科学×挑戦】の活動基地~』。科学技術の最先端を体感することで知的好奇心を触発する、大人から子供まで楽しめる施設となっています。

館内は地上3階建てで、3Fはプラネタリウム、2Fは『音・光・力・宇宙』の4つのゾーンと新技術コーナー、1Fは自然ゾーンと無料の屋外展示&カフェという構成です。

今回の内覧会では体験できませんでしたが、スマートフォンアプリを使ったAI対話システム『コンパスくん』を使うと、さらに楽しみが増すそうです。
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プラネタリウムも大幅にグレードアップ
まずは、大人デートで利用する際の目玉にもなる、リニューアルで大きく生まれ変わった3Fの『プラネタリウム』へ。
高い再現性でリアルな星空を映し出すことができる投影機、全面刷新されゆったり幅広くなった座席など、すべてが大幅にグレードアップ。

導入された機器はコニカミノルタ製の『GEMINISTAR-Ⅲ(INFINIUM S LED+SKYMAX DSⅡ-R2(4K))』。ドーム直径は20m。

大人向けコンテンツとして用意されるのが、星空をライブ解説する『生解説プラネタリウム番組』と、ドームシアターをフルに活かした『大型映像番組』。

7月6日のオープン時は、生解説プラネタリウム番組『宇宙へGO![ミッション01:宇宙の色を調査せよ!]』と、大型映像番組『新・恐竜大進撃』の2つのコンテンツが予定されています。
※上映スケジュールなど詳しくは公式ホームページをご覧ください
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浜松科学館『みらいーら』館内(2F)
2Fは『音』『光』『力』『宇宙』の4つのゾーンと新技術コーナーで、体験型展示が勢ぞろい。
全ての展示を体験するには、1日では時間が足りないほどに充実。例えば・・・

〇電子楽器の世界(ボイス・トランスフォーマー、電子ドラム、電子ピアノで演奏)
〇ACTIVE SOUND LIVE(メロディ、コード、リズム、ベースを各々が担当)
〇ボイスチェンジパイプ
〇カミオカンテVR
〇星座をみつけよう(館内に配された星座を見つける)
〇空気の力でロケット発射(空気を圧縮してより遠くへ飛ばす)
〇いろいろな鏡(鏡のとびらを動かす)
〇ようこそ錯視の世界へ(変身立体など)
〇白黒のかげ絵、七色のかげ絵で遊ぼう
〇光のテーブル(光の通り道にレンズや鏡をおいて光の進み方を変える)
〇カラーミキサー
〇光で測る(レーザー光線で距離を測る、赤外線で温度を測る)
〇ドライブシミュレーター(車、バイク)

などなど。ほかにどんな展示があるかは、訪れてからのお楽しみ。
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『自然ゾーン』(1F)
1Fの自然ゾーンでは、浜松の多様な自然や生態系をマクロからミクロまで様々なスケールで切り取るなどの展示が。
さらに3Dプリンターやレーザーカッターなどの機材や工具を備え、体験教室を開催する『ものづくりラボ』(めっちゃ楽しそう)や、理科実験室の機能を備えたワークショップスペース『サイエンスラボ』、科学グッズやオリジナルグッズ、お土産などを販売する『ミュージアムショップ』も1Fです。

休憩は、科学的要素を取り入れたメニューを提供するサイエンスライブラリー&カフェ『SENSE OF WONDER』へ。色の変化が楽しめる『リトマス紙紅茶(I/H)』(500円)や『S.O.W.ソフト』(350円)、『リトマス紙カキ氷』(600円)をはじめ、『発酵カレー』『ライムの酵素ドリンク』『地層ティラミス』など興味をひくメニューばかり。

屋外には無料で遊べる『サイエンスパーク』があり、キッズ向けの屋外アスレチックなどが設置されています。
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圧縮空気でロケットを!目安は450%以上
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『リトマス紙紅茶(ICE)』/ 『S.O.W.ソフト』
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浜松城(写真提供:浜松・浜名湖ツーリズムビューロー)
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浜名湖うなぎ(写真提供:浜松・浜名湖ツーリズムビューロー)
新幹線なら日帰り圏内で、大人だけでも1日遊べるほど展示が充実していますが、浜松には他にもみどころが盛りだくさん。

青壮年期の家康公が過ごした『浜松城』や、地上45階の『アクトタワー展望回廊』、航空自衛隊浜松広報館『エアーパーク』、日本唯一の公立楽器博物館『浜松市楽器博物館』、『はままつフラワーパーク』、『浜名湖ガーデンパーク』、『竜ヶ岩洞』など一度は行ってみたい施設が目白押し。

浜松・浜名湖観光情報サイト『浜松・浜名湖だいすきネット』の『浜松観光モデルコース おすすめ20選』が参考になります。
https://hamamatsu-daisuki.net/course/

『浜名湖うなぎ』や『浜松餃子』『遠州灘天然とらふぐ』など"食"の魅力も見逃せません。夏休みのおでかけに、1泊2日の浜松ドライブデートはいかがですか?


(取材・文・撮影/落合 宏樹)
【浜松科学館「みらいーら」】
◇公式ホームページ:https://www.mirai-ra.jp/
◇リニューアルオープン日:2019年7月6日(土)※7/5まで休館中
◇開館時間:9:30-17:00(最終入場は16:30)
※夏季の一部期間は9:30-18:00(2019は7/20-9/1)
◇休館日:毎週月曜日、年末年始 ほか(月曜日が祝日、または夏季期間中は開館)
◇主な利用料金(税込):
・常設展入場料:大人600円/中人(高校生)300円/小人(中学生以下)無料
・常設展入場料+プラネタリウム/大型映像1回分観覧料:大人1,100円/中人(高校生)550円/小人(中学生以下)無料
◇アクセス:
・JR「浜松駅」から東へ徒歩約7分
・東名高速道路「浜松IC」より約25分、「浜松西IC」より約30分
※駐車場はありません、最寄りの一般駐車場または公共交通機関をご利用ください
***関連リンク***
■浜松科学館「みらいーら」(公式ホームページ)
■浜松・浜名湖だいすきネット
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