特集記事タイトル
[屋久島特集1]恋愛成就の世界遺産・縄文杉にカップルで行こう!
画像説明
ハート(ウィルソン株)に多くの若い女性がひきつけられる
世界遺産・屋久島特集記事の第1弾。恋愛成就のパワースポットとして女性に大人気の『屋久島/縄文杉』へカップルで行きたい方へ、ツアー選び、トレッキングを成功させるコツ、ドライブ情報などをギュギュっとまとめました。
1. レンタカーとガイドツアーを活用し2泊3日で屋久島を満喫
※掲載内容は2019年9月16日現在のものです
1. レンタカーとガイドツアーを活用し2泊3日で屋久島を満喫
世界遺産・屋久島特集記事の第1弾『総合編』。1993年、島面積の21%にあたる西部の海岸線から中央の山岳部にかけて世界遺産に登録された『屋久島』(鹿児島県屋久島町)。そのシンボルとも言える樹齢2000年以上の縄文杉とハート型に見えるウィルソン株などの原生林は、国内最強の恋愛パワースポットとして、女性に大人気。

「縄文杉に彼と(彼女と)行きたい!」というカップル向けに、行き方やツアー選び、トレッキングのコツ、ドライブ情報などをご紹介します。
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ジェット機では味わえない非日常体験だ
鹿児島県の南南西に位置する離島『屋久島』。東京から屋久島へは往復の交通手段と宿泊がセットになったツアーを利用するのが一般的です。
屋久島へわたる方法は飛行機か船。屋久島空港への飛行機は、大阪・福岡・鹿児島からのJAC便のみ。東京からは鹿児島空港で飛行機を乗り継ぐか、鹿児島港から高速船を利用します。

おすすめは羽田→(JAL)→鹿児島空港→(JAC)→屋久島空港。
◎早くて効率的(鹿児島の空港と港は遠く、乗り継ぎに2時間以上の余裕が必要)
◎わずかな差額で小型機ならではの体験と上空からの景色を満喫できる
◎JALグループ同士なら、屋久島便の運休や遅れ時も手続き楽々
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屋久島は車も少なく快適。シカやサルをひかないように
主目的の『縄文杉』へは往復10時間のトレッキング+バス往復。宿を早朝に出発し、戻りは18時頃なので、全体で2泊3日以上の行程が必要です。
2日目にかなりの距離を歩くため、1日目は島内観光が一般的。バスは本数がないので、レンタカーを空港で借りて島内を半周または一周するのがおすすめです。

一周する場合の所要時間は、主な観光名所を巡りながらで約5時間。レンタカー付きのツアーも多いですが、レンタカーを別に手配する方が比較的割安です。

屋久島の宿泊場所は、宮之浦地区または安房地区にある宿が便利。島にコンビニはありませんが、両地区にはスーパーがあります。縄文杉へは、安房のほうが30分ほど近い。船の場合は宮之浦港の方が便利。

◎縄文杉へは移動日には無理、最低でも2泊3日が必要
◎島内の交通手段はレンタカーが基本。初日はレンタカーで観光しよう。
◎宿泊は宮之浦地区または安房地区の2択。縄文杉へは安房が近い。

>>[屋久島]みどころぐるっと!屋久島1dayドライブ☆なび(2019.9掲載記事)
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5時間歩いてようやく辿り着く『縄文杉』
前述のとおり、恋愛成就パワースポットの『縄文杉』がある原生林のエリアへは、往復10時間ほどのトレッキング。
そのうち5時間は平坦で歩きやすいトロッコ道の往復、あとの5時間が登山となります。天候不順時の判断なども含め、ガイドツアー利用が一般的。ペース配分をしながら、頻繁にみどころを解説しながら写真を撮りあったり、楽しく歩けます。

縄文杉への出発点となる『荒川登山口』へは毎年3/1-11/30は車両乗入れ規制があるので、レンタカーの場合は、屋久杉自然館前にて荒川登山バスへの乗り換えが必要です。

◎縄文杉トレッキングが、初めての方はガイドツアーを利用しましょう
◎軽い登山や街歩きでトレーニングしてから行くと本番が楽

≫最強パワースポットへ!縄文杉トレッキング☆なび(2019.9掲載記事)
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まさしく『もののけ姫』の世界『苔むす森』
3日目はジブリの映画『もののけ姫』の世界観が楽しめる『白谷雲水峡』を目指すのが一般的。
神秘的な景色の『苔むす森』を通り、屋久島屈指の絶景スポット『太鼓岩』までの往復で約5時間。帰りの飛行機や船が午後ならば、早朝出発で太鼓岩を往復できます。

レンタカーがあれば個人でも行けますが、登山初心者はこちらもガイドツアー利用が無難。帰りは宿以外に、空港または港へ送ってくれるツアーが多い。

なお『縄文杉』も『白谷雲水峡』も山深くへ入りこむので、登山装備(登山靴・雨具・リュック)は必須です。レンタルOP付きのツアーも多いので、上手に利用しましょう。

◎登山靴やレインウェアをレンタルにすると荷物が大幅に減り、最終日に雨や泥で汚れても処理が不要で楽々です。
◎今回宿泊した宿では、登山靴(mont-bell)が2泊3日800円。最終日に宿へ戻らない場合は返却方法に注意です。
◎縄文杉往復(1日)と太鼓岩往復(半日)をセットにしたガイド付きツアーがお得
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空からの眺望を楽しめる空路利用がおすすめ
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屋久島空港の観光案内所でパンフをゲット
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お料理がおいしいのも屋久島の魅力!
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鹿児島空港の足湯(無料)は乗継で重宝
2泊3日を要し、片道約5時間歩かないと辿り着けず、ハードルが高いパワースポットだけに、到着した時の感動がすごい。かなりのご利益も期待できますね。

(取材・文・撮影/落合 宏樹)
【屋久島(屋久島観光協会)】
◇公式ホームページ:http://yakukan.jp
※観光資料を無料ダウンロードできます

■今回の屋久島満喫デートプラン行程(参考)
1日目:羽田空港6:25(JAL)→8:10鹿児島空港8:50(JAC)→9:30屋久島空港
(レンタカー)=トローキの滝=千尋の滝=平内海中温泉=中間ガジュマル=大川の滝=西部林道=屋久島灯台=永田いなか浜=東シナ海展望所=宮之浦=安房(泊)

2日目:安房=荒川登山口…ウィルソン株…縄文杉…荒川登山口=安房(泊)
(ガイドツアー1利用)

3日目:安房=白谷雲水峡入口…苔むす森…太鼓岩…白谷雲水峡入口=屋久島空港(JAC)15:35→16:10鹿児島空港=市内=鹿児島空港18:35(JAL)→20:15羽田空港
(ガイドツアー2利用)

利用ツアー:オリオンツアー(往復飛行機:乗継便、縄文杉トレッキング付き)
利用宿泊施設:民宿いっぱち(安房)
ガイドツアー1:屋久島道の駅観光(縄文杉)
ガイドツアー2:VELTRA(白谷雲水峡)
利用レンタカー:Jネットレンタカー(軽自動車J1クラス/ナビ付)
総予算:約10万円(2名分)
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