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[ライブレポ]平手完全復活!東京ドームでフル出演&不協和音
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17'紅白以来!平手センダー『不協和音』封印解除
欅坂46『夏の全国アリーナツアー2019 追加公演in東京ドーム』2daysの最終日(9月19日)を取材。フル出演に加え、17年紅白以来の『不協和音』、ソロ曲『角を曲がる』披露など、平手友梨奈が待望の完全復活だ!
1. これが真の欅坂46!平手をすべての中心に据えた渾身のパフォーマンス
※掲載内容は2019年9月20日現在のものです
1. これが真の欅坂46!平手をすべての中心に据えた渾身のパフォーマンス
欅坂46が『夏の全国アリーナツアー2019』の締めくくりとして、2019年9月18日(水)・19日(木)に東京ドームで追加公演を開催。1日目につづき平手友梨奈がフル出演した2日目(19日)の模様をオリジナル写真とともに、ダイジェストでお届けします。

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影ナレの菅井、上村、原田の挨拶で緑のライトが一斉に揺れた
初日につづき、この日も超満員5万人の観客を集めて開催された『夏の全国アリーナツアー2019 追加公演in東京ドーム』。
全国ツアーは仙台・横浜・大阪・福岡に、初舞台となる東京ドームを加えた全国5都市12公演を開催し、計174,500人を動員。

センターの平手友梨奈は右ひじを負傷し、仙台と横浜の公演を欠席し、大阪と福岡では一部のみ出演となったが、昨日の東京ドーム初日では、久々のフル出演。2日目のこの日も、オープニングに制服風衣装の平手が1人で登場。その圧倒的存在感とパフォーマンスを、フル出演で存分に発揮した。
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水柱に囲まれて披露した『キミガイナイ』
overtureからの1曲目『ガラスを割れ!』や『エキセントリック』『二人セゾン』など、久々に欅の100%なパフォーマンスをみることができた。
炎、気球、自転車を使った演出に加え、特に会場を魅了したのが、十字に設置された花道中央に設けられたセンターステージでの『噴水パフォーマンス』。『Student Dance』『キミガイナイ』『太陽は見上げる人を選ばない』の3曲で、リズムにあわせ吹き上がる水柱に囲まれる形でパフォーマンスを披露した。
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アンコールの『不協和音』に鳥肌が立った
後半も『サイレントマジョリティー』『避雷針』『アンビバレント』など、平手センターならではの圧巻のパフォーマンスをたたみかけた。
そして会場の雰囲気を一変させたのが、アンコールでの『不協和音』。平手が「命を削る曲」と表現するほどのパワーを使うため、2017年の紅白以来、長く封印されてきた平手センターでの楽曲だが、初日につづき、この日も全力で披露。他のメンバーも平手に負けじと、何倍ものパワーを発揮するのが欅坂の真の姿だ。

2期生も加わった全員での初パフォーマンス。平手が曲中2度目の「僕は嫌だ!」を渾身のパワーでシャウトすると、ステージから、かなり遠い距離で撮影していた私も鳥肌が立った。多くの観客がブログやツイッターで「アンコールの不協和音だけで充分」「途中から涙で見えなかった」と表現するほど圧巻のパフォーマンス。
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平手ソロ曲『角を曲がる』初披露
不協和音の余韻が残る会場で、鳴りやまない『欅坂』コールを受け、最終日ならではのWアンコールが発動。
Wアンコールでは、セーラー服姿の平手がステージ中央に1人立ち、モニターには『角を曲がる』のタイトルが。

この曲は、平手初主演の映画『響 -HIBIKI-』の主題歌。主人公・鮎喰響と平手友梨奈がシンクロする歌詞(もちろん秋元康作)が心に食い込む書き下ろし楽曲。

同曲の思いがけない初パフォーマンスに、会場中が静まりかえるなかで、平手が情感を込めて歌とダンスを披露。終了後に割れんばかりの歓声と拍手を浴びると、ほっとしたような切ないような何とも言えない笑顔を浮かべ「ありがとうございました」と観客(だけでなく恐らくスタッフや全ての人)にお礼を述べ、深々と頭を下げるその姿に、思わず「こちらこそ」と心の中で答えてしまいました。

なお、ライブでの初パフォーマンスを踏まえ、オフィシャルYouTube上で『角を曲がる』のMVが公開されました。
■角を曲がる(ミュージックビデオ)
https://youtu.be/J3_IdDAr-dk

「みんなが期待するような人に絶対になれなくて、ごめんなさい」

まだ18歳の平手が背負っている気持ちが、痛いほど伝わってくるパフォーマンスをぜひご覧ください。
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1曲目『ガラスを割れ!』から全力だ
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気球に乗り手を振る菅井友香
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『危なっかしい計画』
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メンバーの目には何度も嬉し涙が
オープニングからエンディングまで平手中心の演出。さらにWアンコールでソロ曲をフル披露し、他メンバーの登場や挨拶はなし。

それでも観客の誰もが満足している(=つまり平手以外の推しファンも認めざるを得ない)、これが欅坂46、これが平手友梨奈なのだ。

Wアンコールを含め全21曲で締めくくった、夏の全国アリーナツアー2019。初の東京ドーム公演は間違いなく、欅坂史上、重要な足跡となりました。

(取材・文・撮影/落合 宏樹)
【『夏の全国アリーナツアー2019 追加公演in東京ドーム』】
◇公式ホームページ:https://www.keyakizaka46.com/s/k46o/page/tokyodome?ima=0000
◇開催日:2019年9月18日(水)・19日(木)
◇観客数:各日50,000人
◇[セットリスト(WEN1は19日のみ)]
M1)ガラスを割れ!
M2) 語るなら未来を…
M3) Student Dance
M4) エキセントリック
MC
M5) 世界には愛しかない
M6) 青空が違う
M7) バレエと少年
M8) 制服と太陽
M9) 二人セゾン
M10) キミガイナイ
M11) もう森へ帰ろうか?
M12) 僕たちの戦争
M13) 結局、じぁあねしか言えない
MC
M14) サイレントマジョリティー
M15) 避雷針
M16) アンビバレント
M17) 風に吹かれても
M18) 危なっかしい計画
M19) 太陽は見上げる人を選ばない
EN1) 不協和音
WEN1) 角を曲がる

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