1. 平手も復帰し新曲『アンビバレント』を初披露
欅坂46+けやき坂46が『富士急ハイランド・コニファーフォレスト』にて、夏の野外ライブ『欅共和国2018』を、2018年7月20日(金)・21日(土)・22日(日)の3日間開催し4マ万5千人を富士の裾野へ動員。新曲『アンビバレント』が初披露された最終日の模様を取材・撮影しました。
最終日の欅共和国『開国』風景
昨年初開催され大好評だった野外ライブ『欅坂共和国』。『欅坂46(通称:漢字けやき)』と、『けやき坂46(通称:ひらがなけやき)』別々に活動することが殆どとなった2つのグループが、同じステージにあがる特別な場だ。
欅坂46の絶対的エースでセンターの平手友梨奈は、昨年11月以来の単独ライブ復帰となり、激しいダンスと笑顔をみせ、ファン(と運営とメディア)を安心させた。
ファンもメンバーも泡まみれで狂喜乱舞
連日の猛暑での野外ライブだったが、ライブは1曲目から放水&泡、カラーボール全開で、ファンもメンバーも水と泡まみれ。これなら熱中症の心配も少ない。
私もステージから100mほど後方で望遠カメラを構え油断していたら、想像以上に濡れた(笑)。ライブ中もメンバーが「乾杯」を呼び掛け、水分補給を促していた。
てち「そんなに入れてこないで(笑)」
MCでは、最終日当日に富士急ハイランドの最恐ホラーハス『絶凶・戦慄迷宮』を体験した話をメンバーが披露。
その中で複数のメンバーから「てちが・・・」とふられる展開に、平手は「そんなに私のトーク入れてこないでいいから(笑)」と照れながらツッコミ、会場をどっと沸かせた。
わずか4曲ながら印象は強かった
約3時間で全25曲を披露したライブのなかで、30分間の特別な時間があった。『ひらがなけやき』のステージだ。
今回のライブで『ひらがなけやき』がステージ上にあがったのは、僅か4曲。
単独での全国ツアー、初アルバムを成功させた『ひらがな』。ライブ中盤に登場した時の大歓声が、ファンの支持を表していた。
ハッピーオーラのひらがなは、漢字とは違う魅力がある。キャプテンの佐々木久美は「ひらがな、あと2曲だぞ!もっと声出せ~~」とファンを煽りつつ、表情からは悔しさが見て取れた。
平手を軸としたパフォーマンス
他の人気メンバーも存在感を発揮
長濱ねるのソロは会場が和む
今回もラストは平手が締めた
アンコールラストは『ガラスを割れ』。この曲で平手がパフォーマンスする姿をようやく(ライブで)観れた。期待どおりだ。
最終日のダブルアンコールでは8月15日(水)リリースの7thシングル『アンビバレント』をサプライズでタイトル発表&初披露。衣装は真っ白なワイシャツと黒のスカート、アップテンポなダンスナンバーで、今回の新曲も平手中心でのパフォーマンスだった。
平手が復帰したものの、主力メンバーの今泉佑唯、志田愛佳、原田葵、影山優佳(ひらがなの人気メン)が欠席。平手もまだ完全復調ではない。
欅坂46がフルメンバー・フルパワーでパフォーマンスする時が、楽しみが楽しみでならない。
(取材・文・撮影/落合 宏樹)