1. 自家製カカオバターから生み出すホワイトチョコレートの新たな世界
2019年10月1日(火)東京・青山に、日本初・世界初となるホワイトチョコレートのBean to Barブランド『CHOCOLATIER PALET D'OR BLANC(ショコラティエ パレ
ド オール ブラン)』が開業しました。
カカオ豆から作る自家製ホワイトチョコレート
ショコラティエとして、カカオとチョコレートの本質をより深く追求したいという三枝俊介シェフの思いから、2014年にカカオ豆からチョコレートを一貫して手掛けるBean to Bar『アルチザン パレドオール』が誕生してから約4年。
今回、全面ガラス張りの工房で、製造工程やカカオバターを搾る様子も見ることができる、世界で初めてとなるホワイトチョコレートを自家製にしたBean
to Barが、青山にオープンしました。
『パレドオール ブラン』(4個)
今回の取材で初めて知りましたが、自社でカカオバターを搾ってホワイトチョコレートを作ることは殆どないそうです。
大手メーカーでさえ、カカオバターを購入してホワイトチョコレートを作ることが大半であるなか、自家製のカカオバターから生み出すホワイトチョコレートの新しい世界を表現したいという三枝シェフの強い思いで誕生した新ブランドです。
看板商品は自家製ホワイトチョコレートを使いボンボンショコラに仕上げたボンボンショコラ『パレ ド オール ブラン』。これまでに味わったことがない"究極のホワイトチョコレート"と言える逸品です。
■『パレ ド オール ブラン』
4個2,200円+税、8個4,200円+税
『タブレット ブラン』ほか
カカオ豆から作るホワイトチョコレートを提供するBean to Barならではの商品が『タブレット ブラン』。
カカオ豆の産地別に作るホワイトチョコレートのシングルビーンズタブレットで、取材時点では『トリニタード』『ベトナム』『ハイチ』『ガーナ』『タンザニア』の5種がありました。
ローストしたてのカカオ豆から特別なカカオプレス機で搾油した、ピュアで貴重なカカオバターに、ミルクと砂糖と天然バニラビーンズを加えてホワイトチョコレートに仕上げたもので、産地毎に異なる味わいを楽しめる、世界でも珍しいホワイトチョコレートです。デートナビおすすめは、味の違いがハッキリわかる『トリニタード』です。
■『タブレット ブラン』(各1,200円+税)
世界初の『ソフトパレドオール ブラン』
今回のお店では、お持ち帰りのギフト系商品が基本ですが、テイクアウトしてその場で食べれるメニューは3種。
特に注目は、カカオ豆からショコラの味と香りを抽出して作った『ソフトパレドオール ブラン』(500円)。淡い白色でありながらカカオの風味をしっかりと味わえる、過去に味わったことがない"世界初"のソフトクリーム。青山デートで立ち寄るしかないですね。
■『ソフトパレドオール ブラン』(500円)
世界初のホワイトチョコレートのBean to Bar『ショコラティエ パレ ド オール ブラン』。チョコレート好きな人へのプレミアムギフトにどうぞ。
(取材・文・撮影/落合 宏樹)