1. "音が消えた世界"のリアル脱出ゲーム『ある沈黙からの脱出』
SCRAPが主催する2つのゲームに、チームデートナビで参戦!今回挑戦したのは、リアル脱出ゲーム『ある沈黙からの脱出』と、現場捜査ゲーム『配信者には殺せない』。結果はフォトレポートとともにご覧ください。
リアル脱出ゲーム『ある沈黙からの脱出』
まずは新型コロナウイルスを踏まえ『飛沫の飛ばないリアル脱出ゲーム』を企画テーマに制作された『ある沈黙からの脱出』へ。マスクを着用すること、会話NGなことがゲームストーリーの設定に合ったストーリーとなっていることで、2020年6月1日からスタートし開催後1万人を動員。
好評につき全国6都市(東京・名古屋・大阪・札幌・仙台・横浜)にて、期間延長&追加公演が決定した人気公演に2名で参加しました。
すべての謎や暗号を解き明かし、音のある世界を取り戻す
『ある沈黙からの脱出』は、突然、世界から音が消えたというストーリー設定。プレイ中は会話や音を出す行為がすべて禁止で、言語も使用しません。ジェスチャー、表情や目線などで情報を伝え意思の疎通を図りながら、すべての謎や暗号を解き明かし、音のある世界を取り戻すことを目指します。
プレイ形式は1チーム2人から4人のチーム制(1人での参加は不可)。すべてチームチケットとなり、会場内で他の方とチームを組む(マッチング)ことはありません。
制限時間は60分、解説を含めた想定所要時間は100分。マスク着用必須、公演中の会話は禁止です。
プレイ中イメージ(写真は3名チーム)
受付で説明&注意事項が書かれた紙とタブレット(1チームに1台)を受け取り、モニターのある小部屋へ。オープニングムービーを見終わり、音を遮るヘッドホンを装着し会場(ホール)へ。チームメンバーで協力し『音のない世界』からの脱出を目指します。
ゲーム中は着席したまま謎を解く
指定されたテーブル上には人数分の本と鍵のかかったアイテムが。テーブル間隔もかなり余裕があり、全員マスク着用・会話NG、着席したままでタブレットと本を中心に謎を解いていきます。
本に書かれた内容をジェスチャーで伝えよう
実はこの本「持っている本人だけが読むことができる」ということで、中身を他の人に見せることができません。そしてゲームを進めてから気づきましたが、自分の本に書かれた内容を、仲間にジェスチャーで伝えて謎を解いていく仕組み。マスク着用なので口パクも使えん・・・これはヤバイ。
男女ペアで挑戦すれば恋愛に発展も!?
今回も謎解きに詰まったら躊躇なく『ヒントカード』を積極活用。「とにかく謎を解いて時間内に脱出する」ことが最優先、チームデートナビはシンプルです(笑)
ゲームを進めていくと写真のようなカラフルなブロックなどを使う謎も登場。物語を先へ進めるためには、お互いにじーっと観察して、伝えたい内容を理解しあうのみ。
相手が意思を読み取ってくれると、なんだかメチャクチャ嬉しい。男女ペアで挑戦すれば、これをキッカケに恋愛へ発展できるかも。
成功しても失敗しても、リアル脱出ゲームは癖になる!
ゲーム進行につれ、かなりジェスチャー合戦にも慣れてきて、ヒントをフル活用しながらも順調に謎を解いていく二人。しかし・・・最終問題・・・最後の最後の謎が解けん!しかも最終問題だからヒントもない。残り時間はあと僅か・・・悩みまくるもタイムア~ップ!
そして世界に音が戻った!(コンティーニュ使ったけど)
「あと一歩なのに~」ということで、泣きの『コンティーニュ』(延長10分:1人500円)を使い、なんとかクリア。「世界に音を取り戻す」エンディングムービーを見ることができました。あーよかった。
何かが失われた世界で、何が大切なのかを見つめなおす
人と関わること、思いを伝えあうこと、協力して物事を達成すること。
本作は『何かが失われた世界で、何が大切なのかを見つめなおすリアル脱出ゲーム』。新型コロナウイルスにより街からは人が消え、人々が何かを強いられながらも今できることを最大限模索して生きる様子を『突然音が消えた世界』で喩えています。
ゲームを通じて、失われたからこそ光輝くものが何かを、しみじみと実感できました。いやー楽しかった。
【リアル脱出ゲーム「ある沈黙からの脱出」】
◇公式ホームページ:
https://realdgame.jp/silence/
◇東京会場:東京ミステリーサーカス(新宿)
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