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来年に繋ぐ『TOKYO IDOL FESTIVAL オンライン 2020』が大成功(3)
3. 3日目はオンライン取材、AKB48、乃木坂46 4期生、日向坂46らが登場
最終日となる3日目の10月4日(日)は現地に向かわず終日オンライン取材。参加者と同じ目線で、初のオンライン開催となったTIFを体験しました。
※写真はオフィシャル提供および許可を得たキャプチャー画面を使用
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AKB48は山内瑞樹と向井地美音が目立っていた
TIFオンライン2020の最終日、TOPバッターはSMILE GARDENの『佐々木彩夏』(桃色クローバーZ)。今年もあーりんが、単独で登場し、全4曲を披露。ももクロの玉井詩織、高城れにもサプライズで登場し大いに盛り上がった。

■佐々木彩夏(桃色クローバーZ)/SMILE GARDEN
M1.Girls Meeting
M2.君が好きだと叫びたい
M3.だって あーりんなんだもーん☆
M4.ハッピー スイート バースデー!

「さすがAKB48」というセットリスト

11:50スタートのHOT STAGE『AKB48』まで、新たな推しアイドルをみつけに、他のステージを順に巡る。移動時間も待機時間もなく、一瞬でステージ間をワープできるのはオンライン開催ならでは。

そして『AKB48』のパフォーマンス。出演はTIF2020選抜の浅井七海、入山杏奈、岩立沙穂、大盛真歩、岡田奈々、加藤玲奈、久保怜音、込山榛香、谷口めぐ、千葉恵里、西川怜、向井地美音、武藤十夢、村山彩希、山内瑞葵、横山由依の16名。Team8として昨日ステージに立ったメンバーを除く、現在のベスト布陣だ。

セットリストはフェスならではの意外な選曲で、まさかの初期曲やチームB推しのAKB版、最後にタオルを振る演出など盛りだくさん。ファンが楽しめる「さすがAKB48」という良い内容だった。

■AKB48/HOT STAGE
M0.Overture
M1.Beginner
M2.制服が邪魔をする
M3.胡桃とダイアローグ
M4.サステナブル
M5.大声ダイヤモンド
M6.チームAKB推し(チームB推しのAKB Ver.)
M7.ひこうき雲
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ハッピーオーラ全開の『日向坂46』
そして12:35より、最も勢いがある『日向坂46』がHOT STAGEに17名で登場。TIFに毎年出演し、TVの音楽番組などの出演も多い日向坂46メンバーは、無観客ライブでも動じない。カメラを通じて沢山のハッピーオーラを届けてくれた。

ハッピーオーラ全開で1stアルバムから5曲披露

MCでは今年、復帰した影山優佳が4年ぶりの出演とあって「けっこう緊張してます」と笑顔をみせる。ライブ全編を通じて、明るく楽しく、コロナを忘れさせてくれる見事なパフォーマンス。先日発売された日向坂46名義での1stアルバム『ひなたざか』から5曲を披露した。

■日向坂46/HOT STAGE
M0.overture
M1.キュン
M2.ドレミソラシド
M3.こんなに好きになっちゃっていいの?
M4.ソンナコトナイヨ
M5.Joyful Love
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STU48号からリモートで生出演したSTU48
14:25からのSTU48は、オンライン配信フェスだからこそできる広島に停泊中のSTU48号からのリモート生出演。そして、1期生、ドラフト3期生、2期研究生、総勢43人全員でのTIF出演を実現し、STU48ファンを大いに喜ばせました。

STU48を象徴する『出航』をSTU48号の船上デッキで1期生&ドラフト3期生で、『僕らの春夏秋冬』は2期研究生が船をバックに岸壁で、その後のユニット曲は船内劇場でと、全国放送レベルのテレビ生中継なみに凝った演出。

STU48号から43名全員でリモート生出演

2021年3月をもって廃船が決まっているSTU48号には、最初で最後のTIFステージであり、忘れられない思い出のライブとなりました。

最新シングル『思い出せる恋をしよう』は2箇所にわかれ、ラストの『夢力』は43人全員が揃ってのパフォーマンスは見ごたえありました。

■STU48/HOT STAGE
M0.overture
M1. 出航
M2. 僕らの春夏秋冬
M3. あの日から僕は変わった
M4. 青春各駅停車
M5. 短日植物
M6. 思い出せる恋をしよう
M7. 夢力
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断トツのアイドルオーラ『乃木坂46 4期生』
15:40からは『乃木坂46 4期生』のHOT STAGE。まずは1曲目『4番目の光』を遠藤センターで、2曲目『図書室の君へ』を掛橋センターで、4期生結成当初からの11人でパフォーマンス。

MCで一人ずつ自己紹介をしたのち、今年加入した4期生新メンバーを呼び込み5名が自己紹介。

MCや表情を改めて見ていると、冠番組をもち、既に全国的知名度のメンバーも多い4期生だが、遠藤さくらを筆頭に、あくまで謙虚なのが乃木坂46らしい。

アイドルオーラを纏った素晴らしいパフォーマンス

そして柴田センターで『制服のマネキン』、賀喜センターで『ガールズルール』と表題曲をつづけ、遠藤センターで『キスの手裏剣』、賀喜センターで「I see…」を披露。

断トツのアイドルオーラで素晴らしいパフォーマンスをみせる乃木坂46 4期生は、王道アイドルを目指す少女たちの理想であり憧れ。今年のTIFでも、しっかりと爪痕を残してくれた。

■乃木坂46 4期生/HOT STAGE
M0.overture
M1.4番目の光(4期生楽曲)
M2.図書室の君へ(4期生楽曲)
M3.制服のマネキン(表題曲)
M4.ガールズルール(表題曲)
M5.キスの手裏剣(4期生楽曲)
M6.I see…(4期生楽曲)
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10年ぶりのTIF出演『ももいろクローバーZ』
HOT STAGEには18:05から『=LOVE』が立ち、大トリは『ももいろクローバーZ』。夏開催が全国ツアーとかぶるため、グループでのTIF出演は10年ぶり。

『行くぜっ!怪盗少女』から『走れ!』までの4曲は、10年前と同じセットリストだった。

■ももいろクローバーZ/HOT STAGE
M1.行くぜっ!怪盗少女
M2.オレンジノート
M3.ココ☆ナツ
M4.走れ!
M5.The Diamond Four
M6.灰とダイヤモンド
M7.クローバーとダイヤモンド

3日間を締めくくる『グランドフィナーレ』

3日間を締めくくる『グランドフィナーレ』は、TIFチェアマンの指原莉乃とアイドル好きを公言する吉田尚記アナが登場。

ももクロが呼び込まれ、指原を「(アイドルの)大将」と持ち上げ軽妙なトークを繰り広げる。指原は「このステージで『走れ!』を聴けるなんてアツすぎたし、新しい曲もよかった」と絶賛した。
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『谷崎 早耶』
(≠ME)
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『KOZUE』
(CYBERJAPAN DANCERS)
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『浅野杏奈』
(マジカル・パンチライン)
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『石田千穂』
(STU48)

世界最大級のアイドルの祭典はオンラインでも大盛況

最後は各ステージをリモートでつなぎ、例年どおり指原の「TOKYO IDOL」という掛け声につづき「FESTIVAL!」と(出演者とスタッフ)全員で叫び、コロナ時代にアイドルの底力を示した世界最大級のアイドルの祭典は、オンライン生配信の形で大盛況のうち幕を閉じ、確実に『来年に』繋ぎました。

来年はぜひ、観客を入れた生ライブを再開しつつ、配信によるメリットも組み合わせ、コロナを機に進化したTIFに期待したい。

(取材・文・撮影/落合 宏樹)

【『TOKYO IDOL FESTIVAL オンライン 2020』】
◇公式ホームページ:http://www.idolfes.com/2020/
◇開催日:2020年10月2日(金)・3日(土)・4日(日)
◇視聴方法:TIFオリジナル配信サイト「TIF LIVE STREAM ※ 」にて有料配信
◇料金:通常チケット(単日券/各日)6,900円、通常チケット(3日間通し券/3日間)17,900円

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