1. 2万円クラスのスペック搭載で、見た目も遜色なしのお買い得モデル
ファーウェイ・ジャパンから2021年4月20日(火)より発売が開始された、完全ワイヤレスイヤホン『HUAWEI FreeBuds 4i』を入手したので、いちユーザーとしてレビューします。
なお、筆者自身は音質に特段のこだわりはなく、滅多に音飛びせず、そこそこ安くて見た目も良ければワイヤレストとしては充分といった目線です。
『HUAWEI FreeBuds 4i』(白)
『HUAWEI FreeBuds 4i』は、2019年に発売して以来好評の<FreeBuds>シリーズのエントリーモデルで、コスパの良さで大人気だった『FreeBuds
3i』の後継機です。
イヤホン本体のみで約10時間連続で音楽が再生可能な長時間バッテリーや、アクティブノイズキャンセリングに外部音取り込みモードも搭載したカナル型の完全ワイヤレスイヤホン。
『HUAWEI FreeBuds 4i』(白)
ワイヤレスイヤホンの代名詞Appleの『AirPods』や、本機種の上位モデルであるファーウェイ『FreeBuds Pro』などと比較しても、1万円を軽く切る実売価格設定で、このスペックは特筆もの。
最初のベアリング設定は、アンドロイドスマホ、iPhoneともに、ケースのフタを開けただけで、端末のBluetooth設定に表示され簡単に接続完了。2回目以降は自動ベアリングで、接続不良は一度も出ませんでした。
ケースから取り出した時の本体の向きが、耳に装着する時と逆向きなのが残念。ここはマイナスポイントです。
イヤホン本体のみで連続使用は10時間、充電ケース併用で連続22時間の音楽再生が可能なので、海外への移動などを除けば、バッテリーは充分でしょう。
『HUAWEI FreeBuds 4i』(白)
耳への装着感も高級機種と変わらず違和感なしで、ランニング程度では落ちませんでした。
イヤホンの重量は片側わずか5.5グラム、付けていることを完全に忘れます。
電車内の雑踏で『アクティブノイズキャンセリング』の実力を発揮。音楽を再生すると、外部の音が殆ど聞こえなくなりました。これスゴいな…。
音飛びも全くせず、正直5000円前後の廉価イヤホンと大差ない値段なのに、この性能差には本当にビックリしました。
センサー長押しで簡単に起動する『外部音取り込み機能』もあり、他の人と会話するときなどに重宝しています。
1万円以下、コスパ最強の『FreeBuds 4i』。レッドが5月15日より発売開始され、白・黒・レッドの3色となる予定です。
(モデル:ReNa/取材・文・撮影:落合 宏樹)