1. 描き下ろし新作を含む400点以上をストーリー順に展示「お前はまだ生きている!」
六本木 森アーツセンターギャラリー(六本木ヒルズ)にて、本日2023年10月6日(金)より『北斗の拳 40周年大原画展』がスタート。北斗神拳史上(?)、空前絶後の規模で開催される会場の模様をご紹介します。
描き下ろし新作を含む総点数400点以上を展示
1983年の連載開始から40周年を迎えた『北斗の拳』。本展で展示される作品数は、本展のために原哲夫渾身の描き下ろし新作を含む、総点数400点以上。
世紀末乱世に生きる漢達の戦いと愛の物語を、各人気エピソードを漏れなく押さえた見やすい展示構成により、往年のファンはもちろん、本展ではじめて『北斗の拳』に触れる方にも大満足の内容となっています。
サウザーの王座に座り、皇帝の目線を体験できる
会場内は『第一章 無愛』から『第六章 敬愛』まで、6つの章に分けて構成。原作のストーリー順なので、初見の方も本展に来るだけで『北斗の拳』が愛され心に響く理由を理解できます。
本年6月からの1か月間で行われたクラウドファンディング『サウザーの王座を六本木ヒルズに再現したい!!』『種モミじいさんの墓を再現したい!!』で、目標金額200万円に対し、驚異の2000万円超えを達成し実現したフォトスポットも必見です。
「わが生涯に一片の悔いなし!」
『第二章 親愛』では、私も大好きなレイやシュウをはじめ、強敵と書いて<とも>と呼ぶ、強きライバルたちとの心熱きバトルを珠玉の原画などで紹介。
強く優しいレイの「ゆるさねえ……てめえらの血は何色だ――っ!」、南斗の皇帝サウザーの「退かぬ 媚びぬ 省みぬ」など、連載時や単行本では表現しきれなかった、生原画ならではのド迫力がエモすぎる!
『第五章 彩愛』では、大迫力のカラー画を一挙公開。漫画原画より大きなフルカラー原画が、暗闇に浮かび上がります。
荒木飛呂彦氏、尾田栄一郎氏、高橋留美子氏など
ラストを飾る『第六章 敬愛』では、最強の敵である実兄・ラオウとの最後の戦いを、圧倒的ド迫力の展示空間で存分に再現。
北斗最終奥義での戦いに破れ、「わが生涯に一片の悔いなし!」と天に昇ったシーン(絵)の誕生秘話など、みごたえ充分です。
北斗の拳40周年を祝し、荒木飛呂彦氏、高橋留美子氏、尾田栄一郎氏などの超人気漫画家たちから贈られたカラー色紙のイラストも個性豊かで感動的です。
『種モミじいさんの墓』
本展描き下ろしのカラー原画
絶体絶命の場面にレイが登場
「おまえは まだ 生きている!」フォトスポット
なお、会場内は原画含む全てが撮影OK!(一部展示映像を除く)。さらに、全てのチケットにレジェンド声優・千葉繁氏による、無料音声ガイド付き。
最終章『公式SHOP 超愛』では様々なオリジナルグッズを販売、隣接する『天空の世紀末カフェ』ではコラボカフェメニューも販売。
『北斗の拳』のファンはもちろん、知らない方も必見の展覧会です。
©武論尊・原哲夫/コアミックス 1983
(取材・文・撮影:落合 宏樹)
【『北斗の拳 40周年大原画展』】
◇公式ウェブサイト:
https://hokutonoten.com/
◇開催期間:2023年10月7日(土)―2023年11月19日(日)
◇時間:10:00-21:00(最終入場20:30)
◇主な入館料(事前購入時の価格):
・大人(中学生以上):平日2,200円、土日祝2,500円
・小人(小学生):全日800円
◇会場:森アーツセンターギャラリー(六本木森タワー 52階)
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