開業1ヶ月で1万人が体感した"オーロラシアター"

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3. まだまだある!ロマンをかきたてる貴重な展示の数々
●●年●月撮影
(実物の雪上車)
片道2ヶ月半、往復5,200km
同館の展示物は、実際に使われていた本物が多いのも特徴のひとつ。1968・69年に片道2ヶ月半、往復5,200kmにおよぶ内陸旅行に成功した際に使われた、雪上車3台のうちの1台も展示。4名が寝泊りしたという車内は想像以上に狭く、当時の隊員たちの困難さが伺えます。
●●年●月撮影
(本物の隕石に触れるコーナー)
日本は世界有数の隕石保有国
日本が世界有数の隕石保有国であると、当館で初めて知りました。南極には隕石が集まる地域があり、その集積システムを世界で初めて発見したのが日本の南極観測隊とのこと。日本は2010年までに、南極で16,836個もの多種多様な隕石を発見・採集。その中には9個の月隕石や11個の火星隕石も含まれています。
地球上で月や火星の物質が発見されるって不思議ですよね。館内には、本物の隕石(=つまり地球外物質!)に実際に触れたり、顕微鏡で表面を観察することもできます。前述のオーロラ関連の展示と併せ、星や宇宙が大好きな私には、たまりません。
●●年●月撮影
(昭和基地のジオラマ)
南極観測の拠点『昭和基地』
日本の南極観測の拠点『昭和基地』のライブ映像やジオラマ、再現された隊員の個室などにより、昭和基地での隊員たちの生活を知ることができる。衛星電話、床暖房の個室、毎日入れるお風呂、水洗トイレなど、基地内では快適に過ごせるそうです。
とはいえ、鈍った私の身体では、数日も持たないかな(笑)。
【 国立極地研究所 南極・北極科学館 DATA 】
◇住所:〒190-8518 東京都立川市緑町10-3
◇公式サイト:http://www.nipr.ac.jp/science-museum
◇営業時間:10:00〜17:00(入館は16:30まで)
◇休館日:日曜日、祝日、月曜日、年末年始(12月28日〜1月4日)
◇入館料:無料
◇アクセス:
(1) JR中央線ほか「立川駅」北口から徒歩約25分
(2) 多摩モノレール「高松駅」から徒歩約10分
***関連リンク***
■ミュージアム/南極北極科学館
■国立極地研究所(公式サイト)
■国営昭和記念公園(公式サイト)
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