【レポ】乃木坂46が全国ツアー2023を神宮球場4daysで完走
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本ツアーの座長を務めた5期生・井上和(いのうえ・なぎ)
©乃木坂46LLC
『乃木坂46「真夏の全国ツアー2023」明治神宮野球場4DAYS』最終公演のライブレポート。セットリスト付きでご紹介します。
1.理想的世代交代を成し遂げ、3・4・5期生による新生・乃木坂46が加速する
※本記事内の金額・料金表示はすべて税込です
※掲載内容は2023年8月29日現在です
1. 理想的世代交代を成し遂げ、3・4・5期生による新生・乃木坂46が加速する
毎夏恒例、乃木坂46の全国ツアー『真夏の全国ツアー2023』最終公演が、2023年8月28日(月)に、明治神宮野球場にて開催。

オリジナルメンバーである1・2期生がすべて卒業し、3-5期生のみの新体制で初めて臨んだ今回のツアーは、7月の北海道・真駒内アイスアリーナを皮切りに、大阪城ホール、広島グリーンアリーナ、沖縄アリーナ、愛知・日本ガイシホール、宮城・セキスイハイムスーパーアリーナ、東京・明治神宮野球場の全国7ヶ所で計16公演を開催。

乃木坂史上最長となった聖地・神宮での4DAYS最終日の模様をお届けします。

※本記事内の写真は一部を除きすべてオフィシャル提供です。

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開演直前でもこの人だかり
写真は18時からの開演時刻30分前の明治神宮球場前。東京のみで計15万4000人、16公演の総動員数は25万人に及び大成功で幕を閉じた本ツアー。

東京での4公演はインターネット生配信も実施され、チケットが入手できず会場に足を運べなかった多くのファンも、オンラインにて乃木坂の新体制スタートを見守ることができました。

これまで、雨に見舞われることが多かった神宮ライブですが、今年は4日とも晴天に恵まれ、3-5期生の強運ぶりを発揮しました。

最終日の影ナレは賀喜遥香&田村真佑で、怪我で東京公演を休演した川﨑桜もサプライズで参加。川崎が「神宮の風を少しでも感じられてうれしいです!」と涙声で挨拶すると会場から大きな拍手が贈られました。

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ライブは最新の33rdシングル『おひとりさま天国』でセンター&本ツアーの座長を務める5期生・井上和(いのうえ・なぎ)による「神宮~! 最終日、盛り上がっていくぞーっ」という掛け声から『裸足でSummer』でスタート。選抜メンバーが巨大トロッコに乗って登場し、会場を一周し満員の観客を喜ばせました。

『好きというのはロックだぜ!』では賀喜遥香(かき・はるか)の合図でタオルが一斉に回され、山下美月の煽りが定着した『ガールズルール』では盛大なコールが湧き起こるなど、序盤からヒートアップした。

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最初のMCでは遠藤さくらが「ツアーの集大成なので、みんなで最後まで支え合っていきたい」、金川紗耶(かながわ・さや)が「1曲1曲感謝を伝えながら披露していけたら」などライブの意気込みを語るなか、与田祐希(よだ・ゆうき)は「(ジコチューで行こう!の間奏で)遠藤から(頬に)キスしてもらえたので、パワーがめちゃめちゃ湧いてます!」と笑わせた。

つづくブロックでは、期を超えたユニット曲を連続で披露。4期生・遠藤さくら(えんどう・さくら)らが妖艶なタイトパンツで『意外BREAK』を、5期生・五百城 茉央(いおき・まお)らが夏にピッタリの『自惚れビーチ』を披露するなど、メンバーが個性と魅力を惜しみなく発揮していました。

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ライブ中盤ではプロ野球12球団のユニフォームを着用したメンバーたちが『Never say never』を歌唱。

最新シングル収録曲『誰かの肩』では井上和からの声かけでペンライトがすべて消され、センターステージに灯った炎をバックに感情を込めて歌われる幻想的な演出が行われた。

ライブ後半戦では各期の原点的な楽曲をパフォーマンスし、さらに『設定温度』を3期・4期・5期生と歌いつなぎ、乃木坂の歴史を未来へとつなげていくことを象徴する粋な演出に、大きな拍手が贈られた。

本編ラストでは井上が今回のツアーを振り返り「私ももっと、誰かの期待に応えられるような人になりたいし、もっと希望を与えられるような人になりたいと思います。そして、この乃木坂46が誰かの頑張る理由になれるように、頑張ります」と前向きなコメントで締め、ラストナンバー『おひとりさま天国』を披露。クライマックスでは神宮上空に460発もの花火が盛大に打ち上げられた。

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アンコールではスタンド席通路に、フロートに乗ったメンバーも登場し、『夏のFree&Easy』『ダンケシェーン』『僕だけの光』を披露。

山下美月(やました・みづき)が「ここに立てていない子もいるんですけど、全員で乃木坂46。10年後も神宮に立てるよう、皆さんと一緒に歴史を紡いていきたいです」と思いを伝え、現編成での<はじまりの曲>である『人は夢を二度見る』で会場を感動に包みこみ、ラストは神宮4DAYS初の『乃木坂の詩』でツアー最終公演を締め括りました。

キャプテンの梅澤美波(うめざわ・みなみ)はステージの去り際に「この4日間を乗り越えることが、私たちにとって大きな試練でした。私たちが乃木坂46です!」と堂々と宣言。

グループ史上初の神宮4DAYSを成し遂げた新生・乃木坂46。9月29日(金)からは横浜アリーナにて、アンダーライブ3DAYSが行われます。

(取材・文:落合 宏樹、写真はオフィシャル提供:©乃木坂46LLC)
【乃木坂46 「真夏の全国ツアー2023」ファイナル公演】
◇公式ウェブサイト:https://www.nogizaka46.com/s/n46/page/33rd_single
◇開催日時:2023年8月28日(月)18:00開演
◇会場:明治神宮野球場

<セットリスト>
00. Overture
01. 裸足でSummer
02. ジコチューで行こう!
03. 好きというのはロックだぜ!
04. 太陽ノック
05. ガールズルール
06. 意外BREAK
07. Am I Loving?
08. 自惚れビーチ
09. 空扉
10. 他人のそら似
11. 君に叱られた
12. 僕は僕を好きになる
13. 夜明けまで強がらなくてもいい
14. 踏んでしまった
15. 錆びたコンパス
16. Hard to say
17. Never say never
18. シンクロニシティ
19. 誰かの肩
20. 絶望の一秒前
21. 4番目の光
22. 三番目の風
23. 設定温度
24. ごめんねFingers crossed
25. Actually...
26. 逃げ水
27. バンドエイド剥がすような別れ方
28. I see...
29. 僕が手を叩く方へ
30. おひとりさま天国
(アンコール)
31. 夏のFree&Easy
32. ダンケシェーン
33. 僕だけの光
34. 人は夢を二度見る
35. 乃木坂の詩
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