【レポ】東京湾、夏の風物詩が停泊型船上ビアガーデンに
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停泊型船上ビアガーデン『さるBEER』外観
初開催となる停泊型船上ビアガーデン『さるBEER』初日を体験取材。『東京湾納涼船』に代わる、新たな夏の風物詩となるか。
1.新たな夏の風物詩『さるBEER』がスタート、東京湾納涼船時との違いをチェック
※本記事内の金額・料金表示はすべて税込です
※掲載内容は2025年7月21日現在です
1. 新たな夏の風物詩『さるBEER』がスタート、東京湾納涼船時との違いをチェック
約90年も続いていた、夏デートの恒例イベント『東京湾納涼船』(東海汽船)が、船員の労働環境改善という事情もあり2025年夏は運航休止に。

それに代わる新たなイベント船として、飲み放題付き停泊型船上ビアガーデン『さるBEER(びあ)』が2025年7月18日(金)よりスタートしました。

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一番人気の船上デッキ
『さるBEER』開催初日に竹芝客船ターミナルへ向かうと、浴衣特典がないこともあり、浴衣姿の男女は納涼船運航時よりもかなり少なめ。

格安の夜景クルーズという要素がなくなった分、若いカップルが減ったものの、飲み目的のグループで船上は大盛況でした。

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スカイツリーなど東京夜景がずっと近くに見えるのもメリット
式根島や神津島を往復する大型客船『さるびあ丸』を利用するのは同じで、客船ターミナルに停泊し動かないことと、利用可能エリアが5F・6F・7F(展望デッキ)のみとなり、ドリンクやフードの提供・販売個所もシンプルになりました。

◇アルコール(飲み放題、一部有料):6Fの両サイド
◇ソフトドリンク(飲み放題):5F
◇フード販売:6Fの両サイド

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停泊したままでレインボーブリッジに乾杯!
出航しないので「レインボーブリッジの夜景に乾杯」などのイベント感やステージ、景色の変化はないものの、東京湾の夜景を眺めながらビールやサワー、ハイボールと会話を楽しめるのはこれまで通り。

4F以下のフロアが使えず、座れるフリースペースが減ったのは残念。最長でも2時間弱なので、立ち飲みイベントと割り切りましょう。

料理+飲み放題+お席の『レストランプラン』『指定席プラン』もあります。

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『島寿司(5貫)』ほかフードメニューも充実
6Fで購入できるフードメニューは、『島寿司(5貫)』(1,000円)や『島塩鶏から揚げ』(600円)、『島塩入り枝豆』(300円)などの<島メニュー>がおすすめ。

現金・電子マネー・クレジット決済(Visa/mastercard)が使えるので、当日の気分次第で。

「停泊したままってどうなの?」と思いましたが、結論は「これはこれでアリ」。そもそも東京湾に出ちゃうと真っ暗だし(笑)

19:30の入場開始(最終入場20:00まで)から、21:20の下船タイムまで、途中退場自由なのも便利。

何よりも2,000円で東京湾夜景+飲み放題は、コスパ最高すぎ。今年も東京湾で格安の夜景デートを楽しみましょう!

(取材・文・撮影:落合 宏樹)

【停泊型船上ビアガーデン『さるBEER(びあ)』】
◇公式ウェブサイト:
https://www.tokaikisen.co.jp/salbeer/
◇開催期間:2025年7月18日(金)-2025年8月31日(日)
※8月26日・8月27日を除く
◇開催時間:19:30-21:20(最終入場20:00)途中退場自由
◇料金(大人・子ども共通/飲み放題):
・スタンダードプラン:2,000円
・指定席/レストランプラン:5,500円
・指定席/洋室プラン:6,000円
◇会場:竹芝客船ターミナル(停泊)
>>GoogleMap
◇アクセス:
・ゆりかもめ竹芝駅より徒歩約1分
・JR浜松町駅(北口)より徒歩約8分
・地下鉄大門駅より徒歩約10分
***関連リンク***
■東海汽船(公式ウェブサイト)

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