【ライブレポ】乃木坂46アンダーライブ最終日、中西アルノ「誇りを持っています」
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ダブルアンコールで『思い出が止まらなくなる』を再び披露したメンバー14名
乃木坂46『34thSG アンダーライブ』が横浜のぴあアリーナMMにて開催され、3日間で3万人を動員。インターネット配信も行われた最終公演の模様をお届けします。
1.3日間で3万人を動員、矢久保美緒「可哀そうと思われてしまうこともある」
※本記事内の金額・料金表示はすべて税込です
※掲載内容は2024年1月27日現在です
1. 3日間で3万人を動員、矢久保美緒「可哀そうと思われてしまうこともある」
乃木坂46の34thシングル『Monopoly』のアンダー楽曲『思い出が止まらなくなる』参加メンバー14名によるアンダーライブ『34thSG アンダーライブ』が2024年1月25日(木)から27日(土)の3日間3公演が開催され、1日1万人、計3万人を動員。

チケットが当たらなかった多くの方および来場できなかった方に向け、インターネット配信も実施された最終公演の模様をご紹介します。

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阪口珠美センターの『口ほどにもないKISS』
©乃木坂46LLC
恒例の『Overture』で会場が冒頭からヒートしたのち、真紅のミニスカートの衣装を身に纏ったメンバーが横一列になって登場。

本公演で初めて座長を務めた5期生・中西アルノが「アンダーライブ最終日‥全員、いくぞーーっ!」と力強くシャウトし、ライブは『マシンガンレイン』で力強くオープニング。

同曲は中西がセンターに立ち、次の『自惚れビーチ』では小川彩がセンター、そしてアンダーライブにおける代表曲となった阪口珠美センターの『口ほどにもないKISS』、清宮レイのセンターで『生まれたままで」と4曲つづけて披露した。

14人でのフラッグパフォーマンスを挟み、松尾美佑センターで『錆びたコンパス』、伊藤理々杏・林瑠奈のWセンター曲『さざ波は戻らない』、アンダーライブの代名詞『ここにいる理由」と、新旧アンダー楽曲をつづけて披露した。

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3組のユニットが全員揃い『ハウス!』を披露
©乃木坂46LLC
MCを挟み、本ライブの目玉、ユニットコーナーへ。YouTube『乃木坂46分TV』で誕生した3組が、自らの選曲や演出でパフォーマンス。

『優柔不断なプリンセス』(伊藤理々杏、岡本姫奈、阪口珠美、清宮レイ、中村麗乃)は『全部 夢のまま』を。
『ぴんくちゃん』(奥田いろは、佐藤璃果、林瑠奈、矢久保美緒、吉田綾乃クリスティー)は『大嫌いなはずだった。』を。
『なんでもやさん』(小川彩、佐藤楓、中西アルノ、松尾美佑)は『遠回りの愛情』を披露し、最後は3組全員で『ハウス!』を披露し、会場をアゲアゲにした。

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アイドルライブでは異例の<トリプルドラム>でのセッションを披露
©乃木坂46LLC
中盤では、3つのドラムセットとともに中西・小川・松尾がそれぞれ登場し、異なるセッティングが施されたドラムセットで派手な演奏を展開。

アイドルグループのライブでは例を見ない<トリプルドラム>での競演に観客が熱狂するなか、他のメンバーも登場し、ドラム演奏にのせ『Under's Love』を披露した

後半戦のスタートは、中西が自身センターの表題曲『Actually...』を、圧巻のボーカルで歌いだし、会場の空気を一変させる。

そして佐藤楓センターの『届かなくたって...』、前回のアンダーライブで要となった松尾センターの『踏んでしまった』、一期・二期不在のアンダーライブにとって重要な中村センターの『悪い成分』、そしてアンダーライブ定番の『日常』を小川センターで披露した。

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座長の中西「私たち14人は選ばれて立っています。私は、今ここにいることに誇りを持っています!」
©乃木坂46LLC
本編締めのMCで中西が「乃木坂46って最強なんですよ。だから、私たちもこのアンダーライブ、史上最強を更新し続けます。最後の最後まで、見届けてください」と正面を見据え力強く宣言。

34thシングルのアンダー楽曲『思い出が止まらなくなる』を、笑顔とともに全力でパフォーマンスし、中西は「全部出し切ったって言えるライブができたと思います。私たち14人は選ばれてこのステージに立っています。私は、今ここにいることに誇りを持っています!」と息を切らしながら堂々と伝え、本編は終了した。

アンコールは各メンバーからの直筆メッセージととともに『誰よりそばにいたい』『ロマンスのスタート』『あらかじめ語られるロマンス』を披露。

最後のMCでは矢久保が「私たちはアンダーメンバーという名前が付いているので、可哀そうと思う方もいるけれど、私たちはこんなに求められて声援をいただけることが本当に嬉しいんです。ありがとうございます」と正直な思いを告白。

伊藤も「アンダーメンバーは一人ひとりが悔しさとか複雑な心境とか葛藤とかを持っているけど、その思いをステージにぶつけ、皆さんにこうやって受け取ってもらえることが幸せなんです」と思いをフォローし、最後は『乃木坂の詩』を歌い、終演を迎えた。

しかし会場内の明かりが点灯しても観客の『乃木坂46』コールがは鳴り止まず、ダブルアンコールとしてメンバーが再度ステージに登場し『思い出が止まらなくなる』を再びパフォーマンス。

中西の合図で、最後はマイクを通さず肉声で「ありがとうございました!」と感謝の言葉を会場と配信を見ているファンに届け、アンダーライブ公演は終了した。


乃木坂46は、3月7日から10日にさいたまスーパーアリーナで『12th YEAR BIRTHDAY LIVE」を開催する。

©乃木坂46LLC
※今回掲載の写真はすべてオフィシャル提供です。
(取材・文:落合 宏樹)

【乃木坂46『34thSG アンダーライブ』公演概要】
◇公式ウェブサイト:
https://www.nogizaka46.com/s/n46/page/underlive
◇開催日:2024年1月25日(木)-27日(土)計3公演
◇会場:ぴあアリーナMM

<セットリスト>
00. Overture
01. マシンガンレイン
02. 自惚れビーチ
03. 口ほどにもないKISS
04. 生まれたままで
05. 錆びたコンパス
06. さざ波は戻らない
07. ここにいる理由
08. 全部 夢のまま
09. 大嫌いなはずだった。
10. 遠回りの愛情
11. ハウス!
12. 三角の空き地
13. 涙がまだ悲しみだった頃
14. My rule
15. Hard to say
16. Under's Love
17. Actually...
18. 届かなくたって...
19. 踏んでしまった
20. 悪い成分
21. 日常
22. 思い出が止まらなくなる
-アンコール-
23. 誰よりそばにいたい
24. ロマンスのスタート
25. あらかじめ語られるロマンス
26. 乃木坂の詩
-ダブルアンコール-
27. 思い出が止まらなくなる

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